阪大理系数学'25年前期[4]

次の問いに答えよ。
(1) のとき
が成り立つことを示せ。
(2) を示せ。
(3) とおく。
を示せ。


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解答 (3)は、ということです。

(1) のときより、
より、 (定積分と不等式を参照)
より、

(2) (1)にならって、を考えてもとなるので、うまく行きません。そこで(1)を利用することを考えます。
 (部分積分法を参照)

(1)より、
 ・・・A
より、のとき、より、
Aおいてはさみうちの原理より、

(3) 積を和に直す公式により、
 ・・・B
については、とおくと、xのとき、uより(置換積分を参照)
これをBに代入すると、
カッコ内の2つの積分は、被積分関数は共通で、1つめの積分の積分範囲が2つめの積分の積分範囲がで、であればであり、積分範囲のうちの部分が重なり、2つの積分を引くと積分範囲が重なっている部分が打ち消し合います。よって、のとき、積分範囲が重ならない部分が残って、
ここで、とすると、(2)よりです。よって、



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なお、解答は、
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