東京科学大理工学系数学'25年前期[1]

関数に対してと定める。
(1) 不定積分を求めよ。
(2) ()の逆関数をとする。また、abとなる実数とする。このとき定積分
の値を求めよ。
(3) 関数に対してと定める。
このときについて、定義域をとする逆関数が微分可能であることは証明なしに認めてよい。関数に対して
と定めるとき、を求めよ。


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解答 (3)は「逆関数」ということで混乱しそうですが、ということです。

(1)  (部分積分法を参照)


 (不定積分の公式を参照)
 (C:積分定数) ......[]

(2) なので、とおくと、xのとき、より、y(1)の結果を用いて、

......[]

(3) の両辺をxで微分すると、
 (定積分と微分を参照) ・・・@
より、
 (逆関数の微分法を参照) ・・・A
これより、
として置換積分を行うと、vのとき、よりであり、(逆関数の性質に注意)より、x,Aを用いて、
 ( @)
 ((1)の結果より)
......[
]



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